TRY / JPY、ゆっくりと、しかし着実に下落し、
史上最安値を更新中です。
マジでドギツイですね。
しかし、一体どこまで落ち続けるんでしょうか。底値で買えることができれば収益を得ることができるのですが、未来は誰にも分りません。 上がればいいのですが、下がり続けることもあるのです。
ここが底値だと思って、あるタイミングで一度に投資してしまうと、その後下がり続けた場合に損失が拡大の一途を歩んでしまいます。いかにトルココリラのスワップポイントが素晴らしくても、下落率が上回ってしまうと、貧乏パパのように飛んでしまいます。
「う~む、それじゃ買うタイミングっていつが良いの?」
そう、そこで登場するのがこれ↓↓↓↓、全く考えなくても良い投資方法です。
ドル・コスト平均法
金融商品の投資手法の一つで、時間的分散投資による高値掴みのリスクを軽減するものです。これはトルコリラ貨単位でなく、円貨単位で一定金額を購入していくことである一定期間の平均購入額を抑えるものです。
例えばトルコリラ/円において、1トルコリラ=25円の時に1通貨=1円とした場合、
1日目 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 合計 | 1トルコリラあたりの平均コスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10TRY 250円 |
9.9206 250 |
10.0806 250 |
10 250 |
10.1214 250 |
10.1626 250 |
10.0806 250 |
10.1214 250 |
10.1626 250 |
10.2459 250 |
100.8957 2500 |
1トルコリラ=24.7780円 |
10TRY 250円 |
10 252 |
10 248 |
10 250 |
10 247 |
10 246 |
10 248 |
10 247 |
10 246 |
10 244 |
100 2478 |
1トルコリラ=24.7800円 |
ちょっと例がビミョーで申し訳ないのですが、つまりは取引日毎に同じ円貨(上記は毎日250円)で購入し続けたほうが、1トルコリラあたりの購入金額を抑えられるということになります。26円と中心としたとき、250円で多くのトルコリラを購入できるということですね。
しかし、このドルコスト平均法ですが若干の弱点が……、
上昇相場では平均コストが高まってしまう
まあ、完全無欠の投資方法はないように、ドルコスト平均法も完全ではありません。今回のトルコリラ/円に見られる下落相場では非常に有用な投資方法ですが、上昇相場だと逆に平均コストが上がってしまいます。
ただトルコリラ買いのポジションであれば、上昇相場では必然と利益が出るので、決して損を大きくするわけではありません。利益幅が少ないということですね。
「ここだ!」と思ったタイミンポジションを取る「スポット購入」は、知識と勘と運を総動員させて分析した投資方法ですが、このスポット購入に自信がない貧乏パパは、やっぱりドルコスト平均法が魅力的ですね、考えなくてもいいし。
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