トルコリラの見通しを占うアメリカとの関係が着実に悪化してましたが、ここにきてトルコ戦士の股間が縮み上がるような事態になってきました。
アメリカはトルコのアブドゥルハミット・ギュル(Abdulhamit Gul)法相とスレイマン・ソイル(Suleyman Soylu)内相の資産凍結を行ったようです。パパもロスカットくらって資産凍結されたような身ですが、あの体中にあるものすべて出しそうになる体験は二度とご免です。
チャートの方はと言うと、USD / TRY で史上初の5.0を突破しました。
今年2018年3月に4.0を突破してから、わずか5カ月足らずで25%も上がってます。TRY/JPYはどうかと言うと、
ついに本日最安値
1トルコリラ = 21.8650
と言う21円台に突入してしまいました。昨年末「29.6963」をつけた時から騰落率をみると驚くことなかれ、35.82%も下げています。
もうね、ごみ通貨
昨年末、1トルコリラ=29.6963円の時からレバレッジ4倍でトルコ戦士に志願された方は、もうバルス食らっているかも状態だと思われます。
しかし今回のトルコ法相・内相の制裁騒ぎ、脱線していたトルコをアメリカの言う正しい道への強制的に引き戻す制裁と考えると、トルコリラにとってはプラスに働きそうな気がします。しかしトルコ側は、
「アメリカは、攻撃的な態度の代償を払うことになる」とトルコ共和国外務省は発表
トルコは、アメリカがトルコの2人の大臣に対し制裁を科すとする恥ずべき決定に抗議した。
こんなこと言っちゃうからTRY/USDはヒドイことになっちゃうわけですね。
さて「攻撃的な態度の代償を払う」とありますが、代償とは?ズバリ、
NATO離脱
でしょうか。それを食い止めるため、NATOのTOPがトルコの軍幹部に会いに、アンカラを訪れています。
一方アメリカのポンペオ米国務長官が4日にシンガポールで、トルコのチャブシオール外相と会談して牧師解放を改めて求める構えを見せていますが、エルドアン大統領はアメリカに対し「脅迫発言は重視しない」と言っているので、牧師解放は絶望的、USD/TRYも絶望的ですね。
ていうか、トルコがNATO離脱ということは、国家保障の根本を挿げ替えることであって、つまりトルコリラに命を捧げるつもりで志願したトルコ戦士が、
「おれ、今日からメキシコペソに志願しま~す、てへっo(〃^▽^〃)o」
なんて、おしっこを点々と撒きながら逃げているようなもんです。
トルコもトルコで、ジャイアン(アメリカ)にいじめられたのび太が「ドラえも~ん(ロシア)」って助けを求めるとは、情けないですね。
さて、これからメキシコペソのスワップが高い証券会社調べよ~っと、てへっo(〃^▽^〃)o
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